夢や現実を伝える事が出来る漫画家
今、漫画家になる夢をもって漫画を描いている方も多いと思いますが、漫画家はSFやファンタジー、また完全に架空の世界を描いたり、現実社会に起きている事実、そして恋愛や学校の様子など、様々な事を物語にして読者に届ける事が出来る夢のある仕事になります。
漫画かになると出版社から依頼を受けて、雑誌等に掲載する漫画を描いていく仕事になりますが、近ごろはただ自分の手で描くことのほかに、パソコンなど利用して描く漫画家の方もいて、作り方は様々です。
お話の構想を考え、コンテを作りそこから下書きし・・・色々な作業があります。
トーンやべた塗など、漫画家として人を雇用できるようになるとアシスタントさんにお任せする事もありますが、漫画の構成や会話、登場人物などを考えていくのは漫画家の仕事です。
出版社の担当の方は依頼した漫画の主旨にあっているかどうかを確認しサポートします。
漫画家になるためには画力、個性等も必要
ただ画力があり人が見て絵がうまいと思うだけでは売れないのが漫画の世界です。
一見、この絵のどこがいいのか？と思う漫画でもストーリーを読んでいくと、その絵がストーリーや漫画のイメージによくあっていることに気が付くこともあります。
いつの間にか引き込まれていく物語の構成や個性ある絵を描くことも大切です。
時代的にトレンドとなるような漫画もあり、そういった漫画を生み出すのは実力がある漫画家とは限らず、新人で漫画が雑誌に乗り即話題になり映画化、ドラマ化されることもあります。
時代背景とトレンド、タイミングなどが揃うと人気漫画となることも少なくありません。
漫画を雑誌の方に認めてもらう事が必要で、学歴や資格、経験等も一切関係ありません。
雑誌の新人賞等に応募し脚光を浴びる人もいれば、長い期間漫画を描き続け、それでも出版社のスタッフから見て魅力を感じなければ世に出る事のない厳しい仕事です。
誰でもなれるものではない・・というセンスも必要な仕事だと思います。
魅力は大きい、ヒットすれば莫大な収入を得られる
みなさんもきっとお気に入りの漫画や好きな漫画家がいると思いますが、漫画が雑誌によってヒットしコミックス化して売れれば世界中で読まれることも夢ではありません、世界中で愛されている日本の漫画が多数あることは間違いありません。
ただ漫画家として大人気となって自分の地位を確固たるものとできるのは一握りです。
売れなければ生活すら出来ないくらいになりますし、非常に不安定な仕事、でも逆に大ヒットしドラマ化、映画化されることでとんでもない大金持ちになることもできる仕事です。