メイクアップアーティストの仕事は芸能人だけが顧客ではない
メイクアップアーティストというと多くの人は芸能人やモデルがテレビや雑誌に出る際やファッションショーに出演する際のメイクを担当する仕事だと思っています。
しかし、仕事の内容はそれだけではありません。
最近ではブライダルサロンや美容室で働いているメイクアップアーティストもいます。
結婚式の新郎新婦のメイクをブライダルサロンで担当したり、結婚式や成人式に参加する人のメイクを美容室で担当したりすることもあるためです。
日本ではヘアスタイリングとメイクアップの仕事は分業されていません。
そのため、メイクアップアーティストはメイクアップとヘアスタイリングの両方の仕事ができるよう、どちらのスキルも持っていることが多いです。
活躍の場は幅広い
メイクアップアーティストというといろいろな人へのメイクをする仕事をイメージしますが、企業で仕事をしている人もいます。
メイク用品の開発をしたり、専属の撮影スタッフで働いていたりする人もいます。
それ以外にもブライダルサロンや美容室といったところに就職せず、フリーランスになって自分だけで活動するということも可能です。
フリーランスになるとモデルの専属のメイクアップアーティストになったり、テレビ局や番組制作会社からのオファーで仕事を受けたりするようになります。
自分の能力や仕事の内容次第で仕事の選択肢を広げることができる点もメイクアップアーティストの魅力と言えます。
手に職がつけられるので一生続けられる
メイクアップアーティストの仕事の魅力として、手に職がつけられるので一生続けられるというところがあります。
女性は結婚や出産があるために仕事を一時的に離れなければならない時期もあるものです。
しかし、手に職を持っていると復職がしやすいという点でメリットがあります。
そのため、スキルと道具があれば一生仕事が続けられる点はとても大きな魅力です。
もちろん、スキルがないと仕事が続けられません。
一度仕事を離れて戻ろうと思った際、復職をしたいと思ってもスキルがないとなかなか就職先が見つけられないこともあります。
そこで、長く仕事を続けていくためには一生かけてスキルを身につけておくことが必要です。
大変なことではありますが、自分の好きなジャンルの研究をしていくことは楽しいですしやりがいもあります。
ヘアメイクの世界はトレンドがありますし、自分の個性を出すためのアイデアも必要です。
そのためにスキルアップをするための勉強の時間を作って雑誌に目を通したり、いろいろなメイク用品を試したりして常に情報を集めるためにアンテナは張っておくようにしましょう。