ペットをしつける専門家、ドッグトレーナー
ドッグトレーナーは犬をしつけるのが仕事です。
飼い犬を預かって訓練を行っていきます。
仕事としては犬への指導がメインですが飼い主へのアドバイスも大事な仕事の一つです。
日常の困りごとを聞き改善するために犬と飼い主に指導を行っていきます。
ペットの飼育数は年々増えているため今後さらにニーズが拡大すると考えられている仕事です。
ドッグトレーナーの勤務先
ドッグトレーナーとして働く場合にはフリーランスで活動する場合と企業などに努める場合があります。
企業などに努める場合にはペット会社やドッグラン、しつけ教室、ペットショップなどが一般的です。
勤める場所によってはドッグトレーナーの仕事だけでなくほかの業務も兼任することもあります。
初めからドッグトレーナーとして独立開業することも可能ですがやはり知識や経験が無ければ難しい仕事です。
そのため多くの人が最初はどこかに勤めて実務経験を経てから独立してフリーランスで活動をします。
ドッグトレーナーになるには
ドッグトレーナーとして働いている人の多くは専門学校や通信教育で知識や技術を学びます。
中にはドッグトレーナーのもとについて修業するという人もいますがある程度知識があるほうが学びやすいため、勉強してから修業をするという人のほうが多いです。
ドッグトレーナーとして働くためには明確な資格は必要ありません。
しかし警察犬や薬探知犬の訓練士として仕事をするためには公務員試験に合格する必要があります。
これらの仕事は警察官の中でもかなり募集の少ない仕事なのでとても狭き門です。
ドッグトレーナーとして活躍するための学校で学んでおくと基礎的知識を身に着けられるだけでなく就職でも有利になることがあります。
専門学校以外では大学で動物に関する学部を卒業するのも一つの方法です。
ドッグトレーナーの資格は国家資格はありませんが民間資格はあります。
日本ドッグトレーナー協会が運営しているドッグトレーナーライセンスは取得しておくと採用の際に有利です。
また会社によっては資格を取得しておくことで優遇され給与がアップすることもあります。
ドッグトレーナーのやりがい
ドッグトレーナーの多くは犬が好きな人です。
そのため犬と触れ合うことのできる仕事はとても楽しいですしやりがいを感じることができます。
トレーナーの仕事をしているときには思うように指示が伝わらなかったり犬が言うことを聞かなかったりすることもあるので常に楽しいことばかりではありません。
しかしあきらめずにトレーニングを続けていけば信頼関係ができてきて指示が伝わるときがきます。
そのようなときにはそれまでの苦労は吹き飛んで一気に喜びが高まりうれしくなるものです。