相談にのる女性

注目を集める仕事の一つ、心理療法士

心理療法士は近年注目を集めている仕事の一つです。
最近では心に悩みを抱えている人がたくさんいます。
そういった人たちに寄り添い解決へと導く仕事であるため注目が集まっているのです。

心理療法士はカウンセラーとも呼ばれます。
ただ、呼称の違いは取得している資格によっても変わってくるものです。
ひとくくりにカウンセラーといっても交流分析士、認定心理士、行動療法士、産業カウンセラーなどその仕事の領域と資格の名前は変化をしていきます。

心理療法士は取得した資格をもとに専門知識とスキルを活かして人の心の問題アを解決する心の専門家です。
取り扱う問題は多岐にわたり、最近ではアルコール依存や引きこもり、いじめ、家庭内暴力などといったものもあります。

心理療法士の行う心理療法

カウンセリングといっても話を聞くだけではありません。
時には体に直接働きかける動作両方を行うこともありますし、音楽療法や催眠療法といったものもあります。
こういったスキルは資格を取得するために学ぶとともに、カウンセリング業務をする中でも必要に応じて新たなスキルを取得していくことが必要です。

カウンセリングの仕事をしていく中で新たに学びたい分野、問題意識を持つ分野は必ず出てきます。
そういった領域にどんどんとチャレンジをして学びを深めていくことが心理療法士には必要です。

心理療法士がやりがいを感じるとき

心理療法士がやりがいを感じるのはやはり、心に不安を抱えている人たちの悩みが軽くなったり、不安が解消したりする時です。
クライアントは皆いろいろな不安や悩みを抱えており、人によってその内容は違います。
そして抱えている問題は様々な要因が複雑に絡んでいることが多いです。

このような状況で何が問題なのかをゆっくりと紐解いていき、クライアント自身もわかっていない自分の不安や悩みの原因を突き止めること、そしてそれを少しずつ解決していくことで体調が良くなったり表情が明るくなったりといった変化がみられるようになっていきます。
こういった見た目にも体にも変化が出てきて元気になっていく様子を見ることができた時、カウンセリングを続けていて良かったと思える瞬間です。

カウンセリングは医療行為とは違うので薬を処方して治療するようなことはありません。
そのため快方に向かうまでにかかる時間も人によって違いますし、なかなか良い方向に向かわないこともあります。
クライアントに寄り添い少しずつ快方へと促していくため時間がかかることもありますし、苦労することもあるからこそ、クライアントが良くなったと感じられる瞬間にはとてもやりがいを感じることができるのです。

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