グリーンコーディネーターはどんな仕事?
自宅に観葉植物があると、見ているだけで心が癒されると感じる人は少なくありません。
グリーンコーディネーターとは、観葉植物をコーディネートすることで部屋の空間に快適さと癒しを与えるお仕事です。
観葉植物にはたくさんの種類があり、見た目も違えば、元気に育つ室内環境や日射条件なども異なります。
グリーンコーディネーターは、室内空間の雰囲気に合った観葉植物を選ぶんだり、どこにどんな風に置くとどんな雰囲気に仕上がるのかといった点をアドバイスします。
空間デザイナーと共に働く事が多いお仕事ですが、すでに完成している空間に観葉植物だけを配置したいという時には、グリーンコーディネーターが単独でお仕事することもあります。
グリーンコーディネーターは、特別な資格がなければ働けないお仕事ではありません。
しかし、国家資格の一つである園芸装飾技能士という資格を持っていると、専門的な知識を持っていることの証明ができます。
もしも資格の取得を考えているなら、この資格を取得すると良いでしょう。
観葉植物を現場まで運搬することも職務の一つなので、自動車の免許は取得しておく必要があるでしょう。
グリーンコーディネーターの仕事内容
グリーンコーディネーターの仕事は、多くの場合にはショッピングモールやイベント会場、またホテルなどの法人から依頼を受け、空間に合わせた観葉植物の選定やレイアウトを行います。
空間デザインに緑を置くという点においてはスペシャリストです。
グリーンコーディネーターは、まず顧客からヒアリングを行い、顧客の希望を取り入れながらピッタリの観葉植物を厳選していきます。
ただ植物を選ぶだけではなく、観葉植物を入手して搬入し空間に装飾するまでの一連の作業がすべてグリーンコーディネーターの職務となります。
グリーンコーディネーターの職務は、もともとは園芸店が行っていました。
しかし、園芸店よりもグリーンコーディネーターの方が高い専門知識やレイアウトの技術があるという点で、グリーンコーディネーターのニーズが高まったわけです。
園芸店の中には、グリーンコーディネーターの資格を取得して法人から依頼を受けるケースも少なくありません。
グリーンコーディネーターにはこんな魅力がある!
グリーンコーディネーターは、植物が大好きな人にとっては、植物を使って空間に癒しを与えられるという点でおすすめのお仕事です。
大きな観葉植物を搬入出するため、体力には自信がある人にもおすすめの仕事です。
グリーンコーディネーターとして働く際には、特別な資格は必要ないので、植物と関わるお仕事をしながら専門的な知識や技術を身につけたいという人にとってもイチオシのお仕事です。
グリーンコーディネーターは、空間ディスプレイのセンスを生かせるお仕事としても人気があります。
センスが良いレイアウトやディスプレイをすれば顧客から高く評価されますし、次の依頼にもつながります。