臨床検査

臨床検査技師は縁の下の力持ちの仕事

臨床検査技師は普段患者さんと触れ合う機会は少ないです。
一般的には病院などの検査室で医師が診察する際に必要な患者さんの状態を把握するための検査を行っています。
臨床検査を行うことによって、患者さんの状態を正確に把握することができ、適切な治療方法を考えたり病気の早期発見をしたりすることが役目です。

普段は患者さんと直接触れ合う機会がないので仕事の内容がわからない、どこで活躍しているかわからないという人も多くいます。
しかし、臨床検査技師は私たちが病気になった際には医療スタッフの一員として重たい責任を担っており、治療にあたってサポートをしてくれている一員なのです。

チーム医療の中で活躍する臨床検査技師

臨床検査技師は従来一般の病院にある検査室で働くのが主な職場でした。
しかし、近年では厚生労働省からの働き掛けもありチーム医療が進んでいます。
チーム医療というのは複数の医療関係の専門職の人たちが協力して治療やサポートに当たるというものです。

このチーム医療の一員として臨床検査技師も活躍しています。
医師や看護師、薬剤師といった人たちとともに臨床検査技師も地震の知識や経験から治療やケア、サポートへの意見をしています。

他の医療関係者とのやり取りをすることで、今までとは違った知識や考え方を身につける機会にもなりますし、自身のスキルアップにもなります。
今までとは違った形で臨床検査技師の仕事ができることでこれからも活躍の場を広げることが期待されている状況です。

自分自身もやはりやりがいを感じることができます。
普段の経験が生かせたとき、他の医療関係者との治療がうまく進んだ時のやりがいは今までの仕事とは違ったものです。

大変な職場もあるからこそやりがいもある

臨床検査技師の仕事は医師や看護師の仕事と同じく急患が入ることもありますし、普段の勤務時間だけでなく時間外での仕事が必要なこともあります。
そのため時間的にも肉体的にもハードな仕事です。
多くの臨床検査技師は仕事が忙しい、ということを口にしています。

仕事も毎日同じ数をこなすとは限りません。
検査の件数も日によって変わってしまいます。
そのため残業がかなりの時間必要になってしまうこともあり忙しさの波も激しいです。

ただ、忙しいのは多くの人が臨床検査技師の技術を必要としているからこそのことでもあります。
医師から求められて手術室や集中治療室に入って生理検査をしたり、脳波測定をしたりということもあります。
楽な仕事ではないですし大変な仕事ですが、自分にしかできないことも多くあり、その点では大変だからこそやりがいを感じることができる場面も多いです。

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