セキュリティ
webデザイナーになると、お客様とのデータのやりとりが発生します。
扱うデータは大きな容量となるために、多くの場合はメールではなく、インターネット上のファイルシステムで、データのやりとりをする場合もあります。

チャットワークやファイルサーバーを使う場合もありますし、会社によっては独自のシステムを使っているところもあり、インターネットを使ってデータを送信することとなりますので、webデザイナーとしても最低限のセキュリティの知識は必要です。

サーバーを使う場合

webデザイナーのあなたがデザインしたデータを、ファイルサーバーなどを経由してお客様に送信する場合は、最低限以下のような配慮を徹底しましょう。

・見られてはいけないファイルをアップロードしない
・公開ディレクトリ以外にファイルをアップロードしない
・サーバへの接続は、SFTPなどを使う
・管理できないサーバー、理解して出来ないサーバーは使用しない

またデータを送信する時はSSLを利用するべきです。
SSLは、インターネット上において情報を暗号化して送受信を行う仕組みであり、第三者に情報が閲覧される心配がありません。

このSSLを使用しているサーバーにはSSLサーバ証明書が発行されており、そのようなサーバーを提供している会社も数多くあります。
こうした会社を利用するとSSLを導入したサーバーを利用する事ができるので、あなたがデザインした画像ファイルをより安全にお客様に送ることが出来ます。

自分が使うパソコンのセキュリティも考えよう

お客様とファイルのやりとりをするなら、自分が使うパソコンのセキュリティも考える必要があります。
こちらもそれほど難しいことはなく、最低限の知識を押さえておけば問題はありません。

・OSやソフトウェアのアップデートは行う
・セキュリティソフトをインストールする
・パソコンには不必要なソフトなどはいれない
・機密のファイルは置いておかない

特に、OSのアップデートは必ず行うようにしましょう。
また、セキュリティソフトとしてアンチウィルスソフトは必ずインストールして、ウイルス定義は定期的に更新するようにしましょう。
最新の状態にできていないと、あなたが作成したデザインデータなどにウイルスが混入する危険があります。

自分が使うパソコンでは、上記のようなセキュリティ対策は最低限行っておきましょう。

契約書などの書類管理は専用システムを活用する

場合によっては、自分が作成したデザインだけではなく、その他の重要な書類なども管理する必要が出てきます。
契約書など仕事で目にする書類には、個人情報が書かれていることも多いので、厳密に管理しなければなりません。

そんな時に便利なのが、書類を管理するためのシステム『Ofigo契約書管理』です。
書類の一括管理から検索はもちろん、第三者の閲覧を防ぐアクセス制限までできるので、大量の書類を手間をかけずに管理できるのがメリット。

個人情報漏洩は社会問題にも発展しますし、このようなアクセス制限をかけることで大事な情報を守ることにもつながります。

デジタル上での取引やアナログでの取引問わず、大切なデータや書類を守るためにも、これらのようなセキュリティ対策はきちんと行っておきましょう。

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